「退屈」から抜け出す方法
最近、異常なほど新しい何かを探している。
今までしたことがない、感じたことのない「何か」を。
元々退屈を感じるのが好きではなくて、寝る以外で家にもほとんどいない人間なんだけど、それに拍車がかかったような感じだ。
でも最近、退屈が嫌なんじゃなくて、ただ単に「慣れ」が嫌いなんじゃないか、とも思い始めた。
新しいボールペン
新しいお店
新しい趣味
新しい環境
新しい人間関係
新しい何かと触れ合った時に感じることのできる感動。
それを求めているような感じがする。
毎日は同じことの繰り返しで、それがとても嫌で、変えるなら自分が変わるしかない。
でも何を?
その「何か」を探せないままでいる。
いつか作った「やりたいことリスト」は、確かに自分が死ぬまでにやりたいことだけれど、それを眺めてみてもいまいちピンと来ない。
本当にやりたいこと、今したいと思えることじゃないんじゃないか。
じゃあ今したいことって何?と自問自答したところで何も浮かばない。
そうして無駄に時間だけが過ぎていく。
今の自分にとっては、明日は今日の延長線上でしかない。
中途半端に過ぎていくただの同じ時間軸。
何も起こらない。
この異常なほど変化を望む気持ちはどうして湧き出てくるのだろう。
僕は何をしたらいいのだろう。